真性近視でも視力回復は見込めるか

近視という言葉をよく聞きますが、簡単に言うと遠くの物が見えづらくなる状態を近視といいます。

 

近頃ではゲーム機等の普及により、低い年齢の子供でも近視になる子が増えて来ました。
仮性近視のうちに適切な治療を受ければ治るけど、真性近視だと回復は無理だと言う話を耳にする事もありますが、本当にそうなのでしょうか。

 

上でも述べましたが近視には「仮性近視」と「真性近視」の2つが有ります。

 

仮性近視は、水晶体の屈折を調節するための毛様体筋という筋肉が緊張してしまう事により、ピントが合わせづらくなっている状態です。
つまりこのまま放っておくと近視になってしまう「近視の一歩手前」の状態をいいます。
仮性近視の時に正しい治療を行うと視力は改善すると言われており、筋肉の緊張をほぐす為の目薬を使って治療していきます。

 

真性近視は仮性近視を放っておいた為に症状が進行し、毛様体筋の緊張が酷く、完全に固まってしまった状態です。
一般的に近視と呼ばれているのはこの真性近視のことです。

 

この真性近視もまた「屈折近視」と「軸性近視」の2つに分ける事が出来ます。

 

 

屈折近視は毛様体筋が固まってしまった為に、水晶体が膨らんだままになりピントが合わせづらくなります。
一方軸性近視は目の縦の軸が(目の奥行)伸びてしまった為に、網膜に遠くの物が映りづらくなります。

 

 

この様に近視の説明をざっとしてきましたが、果たして真性近視の場合でも視力回復は見込めるのでしょうか?

 

 

軸性近視の場合、目の縦軸が伸びてしまった事により眼球そのものの形状が変化してしまっています。
ですので近年普及しているレーシック手術などでも、眼球の形を変える事は出来ませんので、部分的に手を入れて矯正するぐらいしか出来ないでしょう。
あとはメガネやコンタクトといったツールを使用して視力調節をするのが通常です。

 

一方の屈折近視ですが、毛様体筋の極度の緊張により一時的に水晶体が膨らんでしまっているだけですので、仮性近視の様に目薬で治るという訳には行きませんが、上に挙げた軸性近視とは違い訓練する事によって改善する可能性は十分有ります。

 

5m以上離れた所にある少し見えづらい物をジーッと30秒程見つめて下さい。
そして数秒間目を閉じてリラックスします。
これを10分続けたものを1セットとし、一日に数回行います。
近視は近くのものをずっと見続ける事が多いとなりやすいので、遠くを見てピントを調節する機能を高めて行こうというものです。
日常生活の中でもパソコンや読書など、適度な休憩を入れながら目を休ませる事が大切ですね。

 

数あるトレーニング法の中から、プロのスポーツ選手などが実践して高い効果を得ているものがありますので本格的に視力回復を目指している方はこちらもご覧下さい。